俺のデュエマは周回遅れだ!

TCGのあんな事やこんな事について書きます。

デュエマ×ロックマンエグゼコラボの思い出話

 

 デュエプレでのロックマンエグゼのコラボイベントは随分と懐かしい組み合わせでした。過去のブラックボックスパックでは勝太とロックマンのコラボカードも出ており、断続的ではありますが、デュエマとエグゼも長い付き合いのコンテンツです。

 

 

 ロックマンエグゼとの最初のコラボは15年前(そんなに前か…)、映画が同時上映で公開されました。

 タイアップの一環としてゲームでも、エグゼ5にはエターナル・フェニックス、デス・フェニックスがバトルチップとして登場、デュエル・マスターズにはフォルテがカードとして、コロコロ付録版、サンデー付録版の2種類のイラストで登場といった形で、互いのタイトルへ映画のキーキャラクターが召喚されるコラボをしています。

 

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映画関連プロモ

 

 今やあらゆる方面とのコラボが定番のデュエマですが、中にはネタのみならず実践級のカードとなる事もあります。しかしフォルテはコラボカードの元祖であり雑誌付録とプロモーション要素が強かったためか、単調なブロッカー破壊に重すぎるコストと当時としても微妙なスペックではありました…。

 

 映画自体での配布プロモカードとしては、ガルザークが前売り券特典、ドルザークが劇場配布となっていました。ただし、ガルザーク、デス・フェニックスがボスキャラ扱いだったのに対し、勝舞側はボルシャック、エターナル・フェニックスを主力としたため、ほぼほぼチョイ役。現実では中々の除去範囲でドラゴンデッキの強力なパーツでしたが。映画内では苦戦する勝舞ですが、ドルザークのみならずボルバルザークはどうしたというツッコミは野暮というもの。

 

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プロモ改造カード

 

 ちなみにエグゼ側もプロモカードとして、カードeリーダー+を使って通常形態をフォルテクロスロックマンに書き換える事ができる改造カードが配布されました。

 言わば、改造カードは配信アイテムの走りみたいな物。現在はWi-Fiを通じての配信アイテムは当たり前ですが、GBA時代にはそんな事は不可能。カードeリーダーでカードのバーコードを読み込むと隠し要素が解禁されるという物で(例えばポケモンならcpuトレーナーやアイテムの追加など)、ロックマンエグゼは4以降毎作改造カードをパック販売していました。

 今となってはなんて面倒な仕組みだと思いますが、GBAに周辺機器を付けてパワーアップさせていた事にはどこかワクワクするものがありました。